社交ダンスは種目が多くて大変?

社交ダンスはスタンダード5種目ラテンアメリカン5種目、パーティーダンス4種目と種目がたくさんあります。

しかもそれぞれの種目にベーシックステップと呼ばれる全国共通ステップが20~30個くらいあり、その他競技会やデモ向けの少し難しいバリエーションステップもあります。

初めのうちは「こんなにたくさん覚えられないよ!」と心配になるかもしれません。

でも意外と大丈夫です。なぜなら、

  • 何種目か共通で使えるステップがある(種目が変わるとリズムなど多少の変更点はあります)
  • 短いステップを繰り返し踊ることもできる
  • ダンスパーティーでよく使われるステップはそんなに多くない(マイナーなステップは後から覚えればOK!)
  • 他ジャンルのダンスに比べて、腕や首のアクションは少ない

最初のうちは難易度の低いステップ、みんながよく使うステップを中心に短いルーティン(ステップの組み合わせ)を作って繰り返し踊っていけば簡単に色々な種目を踊れるようになります。

クラスレッスンやサークルのように自分の習熟度に合わせてステップ作成ができない状況の方は少し大変ですが、ひとつひとつのステップ名やステップの区切りをしっかり覚えるようにしてみて下さい。クラスの種目が変わっても同じステップがいくつか出てきます。名前が同じステップはリズムや足の位置など種目ごとに多少の変更があるもののダイレクション(踊る軌道)や回転量・ポジション(男女の位置関係)は同じことが多いので、以前踊った知識をもとに当てはめて考えてみると早くスムーズに踊れるようになりますよ。

いくつかの種目で共通のステップが多いで、しっかり覚えているステップ数が多くなればなるほどやったことのある動きが増えます。こうなってくるとルーティンを覚えるのがとても早くなります。

また、スタンダードはホールドしているので両腕の位置が決まっています。ラテンもベーシックステップは片手をつないだまま踊るので他のダンスほど腕を動かすタイミングは多くありません。ネックアクションも女性は少しありますがそこまで多くはないので、最初のうちは足型とリズムに集中して覚えると良いと思います。


神奈川県鎌倉市大船の社交ダンス教室(JR大船駅から徒歩4分)
Mato Ballroom Dance Club

麻戸 洋輔・中村 綾

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