良い練習は準備が大事
フリーになってからは、藤沢の練習場『クルミ』でよく練習しています。レッスンで使っているスタジオでも空き時間やレッスン終了後に練習しているのですが、なぜか練習場の方が集中して練習できる気がします。
なんでだろう?
レッスンの前後にそのままスタジオで練習したほうが移動もなく、時間的に効率がいいような気がしていたのですが、集中するまでに時間がかかる…。
どうやら麻戸先生も同じ感想を抱いているようなので理由を考察してみました。
話しあってみると
- 場所を変えることで気分転換できる
- ウォーミングアップが済んでいる
- おなかの具合がちょうどいい
の3点が良いようです。
1.場所を変えて気分転換
ダンスではあまり聞かないかもしれませんが、勉強などではこの方法をよく使う、という人も多いのではないでしょうか。カフェの方が仕事がはかどる、図書館で勉強するほうが集中できるなんてよく聞きますね。私は学生時代、家より図書館や朝や放課後の教室で勉強するほうが好きでした。
場所を移動することで、レッスンをする気持ちから自分の練習への気持ちの切り替えがしやすいです。
2.ウォーミングアップが済んでいる
これはクルミで練習するときしか当てはまらないのですが、晴れているときは自宅から自転車で練習場まで移動します。
コロナになってからたまにランニングするようになり、藤沢方面にも走っていったりしていました。周りの景色や風を感じながら川沿いを走るのはなかなか気分がいいです。ただ、さすがに練習の荷物をもっては走れないので自転車に乗っています。
その移動時間がだいたい20分ちょっと。そうすると練習場につくまでにいい感じに体温が上がってくるので軽くウォーミングアップが済んだ状態となります。そのため少しの準備運動ですぐ練習に入れるので結構気にいっています。
3.おなかの具合がちょうどいい
これは食事のタイミングの問題なのですが、スタジオで練習するときは生徒さんのレッスン前または後なのでごはんを食べてあまり時間が空かずにすぐ練習、とかレッスンは終わったけどもうお腹すいてエネルギー切れ状態、という時があります。
他のスポーツでもそうですが、満腹状態だと思い通り動けないし、空腹状態だと糖質不足で集中力が下がる、ということが起こります。
練習場に行くときは、しっかり食事をしてから行くのですが準備・移動をしている間にちょうど食べたものが消化されて満腹でも空腹でもない状態になっているので、とても良い状態で練習できます。
考えてみると一つ一つはよく聞く話だし、当然だよな、ということなのですが、3つも重なるとかなり集中力に影響があると感じます。しかもこれらのことは全て練習をスタートする前のお話。
実は良い練習ができるかどうかか練習前の過ごし方に影響される、つまり『良い練習は(練習前の自分のコンディションの)準備が大事!』ということです。みなさんの練習、レッスンにも同じことが言えるかと思います。
時間に余裕があるときや練習が上手くいかないときは、練習前のコンディション作りをしてみてはいかがでしょうか?
神奈川県鎌倉市 JR大船駅から徒歩4分のスタジオでレッスンしています
お近くにお越しの際はぜひいらして下さい!