ホールドを組む時は相手との接点を気にしてみよう
スタンダードでホールドを組んだときに、相手と接している場所は下記の5点。
- 男性の左手と女性の右手
- 男性の右手首と女性の左脇の下
- 男性の右手と女性の背中(左の肩甲骨)
- 女性の左手と男性の右の二の腕
- 男性の右ボディと女性の右ボディ
これらはファイブコンタクトと呼ばれています。
意外と盲点なのが、『5.男性の右ボディと女性の右ボディ』の接点。面積が広すぎてアバウトになりがちです。
もう少し詳しく説明すると、この接点の位置は、男性の右の内腿と女性の右の内腿の延長線上、高さは胸の下、になります。
しかもこの接点はステップによって高さが変化します。ピクチャーポーズなど普段より反った状態のときは接点は少し下になります。そしてまた姿勢が戻れば接点の高さも戻る、というふうに踊りながら高さのレベルが変化するちょっと難しいコンタクトです。
高さについては少し難しいのでまずは横の位置、男性の右の内腿と女性の右の内腿の延長線上、に二人の接点がある、ということを意識できると良いですね!
接点を大きな範囲で大雑把にとらえるのではなく、もう少し具体的に細かくとらえることができると相手と踊る時に合わせる位置が明確になり、キレイなホールドを保ちやすくなります。
皆さんは普段どこが相手と接してるか意識していますか?あまり意識していなかった方は次踊る時にぜひ意識しながら踊ってみて下さいね。
今回はスクエア、と言われる通常の向かい合わせの状態で踊るときのお話です。プロムナードポジションなどポジションが変化すると接点はまた少し場所が変わってきます。そちらのお話はまた次回~!
神奈川県鎌倉市大船の社交ダンス教室(JR大船駅から徒歩4分)
Mato Ballroom Dance Club