相手と一緒に踊るコツは?

サークルやグループレッスンで、自分のステップはシャドーで踊れるのに組むと上手くできない…という方も多いのではないでしょうか?今回はスタンダードを踊るときのことを考えます。

①足の着地のタイミングに注意する

社交ダンスのカウントは基本的には足のタイミングを表しています。

男性はとにかく最初は音楽と足のタイミングを合わせることを頑張って下さい。女性と組むだけで調子が狂う、リードをしっかりしようと頑張ると足のタイミングが乱れる方が非常に多いです。女性に影響されず自分のステップを踏みましょう。

女性は足をつくタイミングを男性に合わせるのが大事です。相手は自分と違う人間なので自分が思っているタイミングよりも多少遅い・早い、ということが起こります。自分で数えているカウントよりも男性と足並みがそろうことに注力してください。男性に合わせると時には音楽に遅れてしまうこともありますが、足並みがそろえってさえいれば少し音楽に遅れても次のステップでリカバリーできます。

②内回り・外回りを考える

回転量の多いステップではとにかくたくさん進むことよりも上手く入れ替わることが大切です。各ステップで自分は外回りか内回りかを考えましょう。自分が内回りの時に大きく進みすぎると回転できません。相手を通すことが優先です。外回りの時には反対に相手より進まないと回転が起こらないので頑張って進みましょう。

傾向としては、男性は内回りでも大きく進んでしまう人が多く、女性は外回りのときに進まない人が多いです。身長差を考えても男性の方が身長が高いことが多いので、男性の方が比較的大きく進みやすく女性は男性に比べて距離が出にくいので、まずは男性は内回り、女性は外回りに気を付けてみましょう。

③ポジションを把握する

スクエア(普通の向かい合わせ)なのかプロムナードポジションなのか、ポジションが分からないと相手のいる位置が分かりません。相手のいる位置が分からない人は踊るときに上半身がどこを向いているか理解していません。自分の上半身が想像と違うところにあると上手くバランスが取れないのでよろけたり、足を着くタイミングがコントロールできなくなってしまいます。

まずはステップごとにポジションを確認してみましょう。確認できたら上半身の向きも含めてシャドーできる(一人で踊れる)とかなり良いですね。各ポジションで自分の体のパーツの向きや相手に対してどこにいればよいのか、まで分かるようになるとサークルやグループレッスンで誰かと踊る際、上手くできず途中で崩壊するといったことはなくなるでしょう。

今回は相手と踊るコツをざっくりと説明してみました。①から順番にトライするのがおすすめです!お悩みの方はやってみてね。


神奈川県鎌倉市大船の社交ダンス教室(JR大船駅から徒歩4分)
Mato Ballroom Dance Club

麻戸 洋輔・中村 綾

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