リードを受けるにはやっぱり姿勢も大事!

しばらくスタンダードのレッスンをしていた生徒さんと久しぶりにルンバを踊ることになりました。

久しぶりなのでかいつまんでステップを復習しつつ、せっかくなので今回は以前よりリードが感じられるように練習していくことにしました。どんな合図がくるのか、どうしたらリードが来た時に受け取ることができるのか、どう反応するのか、といったことを説明しつつ訓練。

もともと理解力のある方だったので理論はすぐに分かってもらえました。

ダンスは分かっていてもなかなかできない、ということも多いのですが今回はとてもスムーズにできるようになりました。

今回のレッスンで難しいのは、男性と組んでいる手や腕を自分でテンションを作る、という部分でした。要はホールドをしっかりさせるということなのですが、腕の力だけではうまくリードを受けることができません。腕以外の部分も実は重要で、お腹を引き上げることやあばらや肩甲骨を正しい方向に向ける必要があります。

体幹部分がしっかりしていると腕にも力が入りやすく、結果的に上手く・早く相手のリードを受けとることができます。スタンダードのレッスンをしている間もお腹の引き上げやあばらをしまうことなど体幹部分の練習は継続していたため、今回のレッスンではそれらの練習が生きてきてスムーズに習得ができた、というわけです。

やはりラテンでもスタンダードでもしっかりと力が受けれて、自分の力も発揮できる位置に体幹部分のパーツがあるのが大事、ですね。力が発揮できる身体の位置=良い姿勢です。

ついついリードに集中していると姿勢が乱れがちになりますが、姿勢が崩れると腕に力が伝わりにくくなるためリードが上手く受け取れなくなります。「余裕なくて姿勢どころじゃないよ~!」という気持ちも分かりますが、先生が「姿勢!姿勢!」と口うるさく注意してくるのはこういった理由もあると思います。

特に先生と踊る場合は姿勢が良いほうがリードで助けてくれる可能性がアップするので姿勢を保つことをぜひ頭の片隅に入れておいていただけたら、と思います。(笑)


神奈川県鎌倉市大船の社交ダンス教室(JR大船駅から徒歩4分)
Mato Ballroom Dance Club

麻戸 洋輔・中村 綾

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です