あなたは大丈夫?よくあるアライメント(方向)の誤解
レッスン中、先生に「なんでそっちにいっちゃうの?!」と言われたことのある方、もしかしたら方向の名前、アライメントを少し誤解しているかもしれません。
アライメントは自分がフロア上のどこにいるかで、指し示す方向が異なります。
図に書いてみました。
一口に『中央ナナメ』と言っても部屋の真ん中の方向に必ず踊っていくわけではありません。
①の場所にいるときはフロアの対角線の方向。フロアの中心に向かうような感覚です。
③はフロアの外へ踊っていくような感覚です。中央、とついているのにフロアの外を目指す形になるのでこの③位置では誤解が生まれやすくなります。
また角を曲がってLODが変わると『中央ナナメ』の方向も変わります。元々いたLODを『旧LOD』、角を曲がって新たに進んでいく方を『新LOD』と呼びます。まずは、今自分はどのLODに向かって踊っているのかを把握する必要があります。
例えば、先生は新LODの中央ナナメの話をしているが生徒さんは旧LODの中央ナナメだと思っている、という状況だと先生からすると生徒さんは壁ナナメに向かって動いてみえるので「なんでそっち(中央ナナメじゃなくて壁ナナメ)にいっちゃうの?」と言われてしまうかも。
ちなみにほとんどのフロアは四角い形なので四辺、LODは4つ存在します。
それぞれのLODにいる時のアライメントは下記のようになります。
自分はどのLODにいるのかを把握して当てはめてみると誤解することが減るかもしれません。少々面倒ですが、男性も女性も覚えておくとキレイに踊る助けになりますよ。
神奈川県鎌倉市大船の社交ダンス教室(JR大船駅から徒歩4分)
Mato Ballroom Dance Club
麻戸 洋輔・中村 綾